最近よくCMでも見るし色んなところで話題になっている楽天モバイル 。
データ通信や電話も使い放題で、料金プランはワンプランのみとユーザーに分かりやすく提供しているので、大手3社と違った方針が共感を得れますね。
また、初期費用はすべて0円や最大25,000円分の楽天ポイントがもらえるキャンペーンも実施しているので、契約するだけでお得なことがいっぱいです。
実際私も新規契約でかなりのポイントを受け取りました。
電話もタダで回線速度も申し分ないのでメリットが盛りだくさん!
しかし、契約して利用していると楽天回線に繋がらない、電話を0円で利用するために知っておかないといけない知識があるなど、デメリットがあるのも事実です。
なので、お得であることに間違いはないですが、「デメリットも十分理解した上で契約したほうがいい」という感じです。
なので本記事では、契約する際に私が感じた楽天モバイルのメリット・デメリットを紹介していきたいと思います。
楽天モバイルを契約しようか悩んでいる方は、メリット・デメリットを参考にしていただければ幸いです。
楽天モバイルのメリットとデメリット
まずは楽天モバイルのメリットとデメリットを紹介します。
メリットは以下の7つです。
- 料金プランがワンプランで分かりやすい
- 新規契約や乗り換え時のキャンペーンが盛りだくさん
- 実店舗がある
- 自社の電波があるので回線が安定している
- 通話かけ放題でSMS送受信も無料
- テザリングも使い放題で無料
- eKYCを利用して申し込みするとeSIM即時開通
デメリットは以下の5つです。
- データ使い放題は楽天回線エリア内だけ!
- 楽天回線エリア内でも電波が繋がりにくい
- パートナー回線(au回線)は月間5GBまで高速通信可能
- 電話かけ放題を利用するには専用アプリ(Rakuten Link)が必要
- データ使い放題だが1日10GBほど使用するとその後1Mbpsに速度制限される
順番に解説していきます。
楽天モバイルメリット7つの詳細
ここからはメリット7つを紹介していきます。
料金プランがワンプランで分かりやすい
楽天モバイルは「すべての人に最適なワンプラン」を掲げている「Rakuten UN-LIMIT Ⅶ」のみの提供となっております。
料金プランは毎月使ったデータ分だけ支払う最適なワンプランということで
- Rakuten UN-LIMIT Ⅶ 料金プラン
0~1GBまで 0円/月2022年6月30日で廃止
0~3GBまで 980円/月(税込 1,078円)
3~20GBまで 1,980円/月(税込 2,178円)
20~無制限 2,980円/月(税込 3,278円)
※無制限は楽天回線エリアのみ、パートナー回線エリアは5GBまで高速通信
こういった段階的なプランになっております。
他社のプランは複雑で、料金を安くするには色々契約しなければなりませんが、楽天モバイルにはそういったことはなく、データ使用料が少なければ自動的に料金が下がる仕組みになっているので分かりやすくていいですね。
新規契約や乗り換え時のキャンペーンが盛りだくさん
楽天モバイルでは新規契約や乗り換え時にお得なキャンペーンを実施しております。
- 月額料金が3ヵ月間無料
- 乗り換え時回線のみの契約で最大20,000円分のポイント還元
- 乗り換え時対象のAndroidとセットで最大25,000円分のポイント還元
①楽天モバイルに新規契約または乗り換え、楽天モバイル(MVNO)からの移行で月額料金が3ヵ月無料になります。
これは単純にお得ではありますが、楽天モバイルがどうなのかこの3ヵ月でお試しできるということにもなります。
なぜなら、楽天モバイルには契約の縛りが一切ないので、いつ解約しても違約金がかかりません。
なので、この3ヵ月で合わないと思ったら他社に乗り換えることができます。
お金が発生しない状態でお試しできるなら、試しに契約してみてダメなら乗り換えといったことができるので、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
②新規お申込みで5,000ポイント、乗り換え時は20,000ポイントの還元があります。
キャンペーンの流れとしては
- お手持ちの製品が楽天モバイルで使えるかを確認する
- 楽天モバイル(楽天回線)に申し込む
- 製品の初期設定を行う
- Rakuten Linkアプリを使う
といった感じです。
Rakuten Linkアプリご利用の達成条件については、「Rakuten Link」を用いた発信で10秒以上の通話となります。
これをするだけで最大20,000ポイントが手に入ります。
このポイントを手に入れるだけでもかなりお得なので、新規または乗り換えする価値がありますね。
③対象のAndroidとセットで最大25,000円分のポイント還元があります。
例えばAQUOS sense4 liteであれば製品価格25,001円を支払って購入。
Rakuten Link利用の翌々月末頃に期間限定ポイントで25,000ポイントの付与。
ポイントでバックされますが、楽天ポイントは色んなところで使えるので実質キャッシュバックと同様。
実質端末を1円で購入したのと同じ状態になるということです。
他にもミドルスペックAndroid端末がポイント還元で実質20,000円程で買えるのでお得なキャンペーンと言えるでしょう。
実店舗がある
楽天モバイルには実店舗があります。
2021年10月現在の店舗数は全国で600店舗以上です。
最近はオンラインでの契約が増えてきていますが、オンライン契約が面倒くさい、どうしても知識がなく苦手でよく分からないという方もいるでしょう。
そういった方は実店舗があると、契約から修理などのアフターサポートも受けられて安心でしょう。
サポートは店舗によって異なりますので、楽天モバイル公式サイトのショップ情報の検索をおすすめします。
自社の電波があるので回線が安定している
楽天モバイルは自社の電波を持っているので、回線が安定しています。
2021年内に人口カバー率96%へ拡大予定なので、多くの地域で自社の楽天回線を掴むことができるでしょう。
しかし、まだ楽天回線が届いていない地域もあり、パートナー回線(au回線)を利用する地域もあります。
パートナー回線ではMVNOとなるので時間帯で回線が混雑し速度が低下しますが、自社の楽天回線ではいつでも安定した速度が出せるでしょう。
他の格安SIMではMVNOとなり通信速度も安定しませんが、楽天回線は既存の大手キャリアと遜色ない通信速度なので快適ですね。
通話かけ放題でSMS送受信も無料
楽天モバイルはRakuten Linkアプリを利用すれば国内通話は完全かけ放題です。
他社のスマホや携帯電話はもちろん、固定電話への通話も無料です。
しかし、(0180)(0570)などから始まる他社接続サービス、一部特番(188)への通話は無料通話の対象外となります。
また、Rakuten Link同士ならSMSの送受信が無料となります。
メッセージはもちろん、写真や動画、ファイルの送受信もできて、最大100人のグループメッセージも可能です。
Rakuten Link以外の人へSMSを送ると料金がかかるのでご注意ください。
テザリングも使い放題で無料
外出先でWi-Fiが無い場所で、パソコンやタブレットでネットに接続したい時に便利なのがテザリングです。
大手キャリアだとテザリングへの申し込みや追加料金が発生などがありますが、楽天モバイルは申し込み不要で追加料金無しで利用することができます。
楽天回線エリアではデータ無制限ですので、テザリングでのデータ使用量も気にすることはありません!
他社では出来ない、かなり便利なテザリングの使い方が可能です。
eKYCを利用して申し込みするとeSIM即時開通
楽天モバイルを契約する際に、かなりメリットになったといえるのがeKYCでの申し込みです!
- eKYCとは
- eKYC「イー・ケー・ワイ・シー」は【electronic Know Your Customer】の略で、電子(オンライン)での本人確認という意味です。
AIかんたん本人確認(eKYC)の特長として、お店に行く必要がない、スマホで完結、Webで申し込み後約5分で開通するということです。
自宅で空いた時間に申し込みをして、すぐ開通してすぐ利用できるという何とも画期的なシステム!
これは契約しにお店に向かうのが面倒くさい人でも簡単に済ませれるので便利ですね。
eKYCで申し込みするのに必須事項として
- Web申し込み画面、または「my楽天モバイル」(アプリ/Web)からRakuten UN-LIMITI VIをeSIMで申し込みする。
- iPhone XS/XR以降の製品やRakutenオリジナル製品のeSIM対応製品での利用
- 運転免許証かマイナンバーカードの準備
- SIMフリー端末でない場合は、事前にSIMロック解除が必要
開通の手順については【楽天モバイル】 公式サイトかYouTubeで申し込み方法の動画があるのでそちらを参考にしてみてください。
楽天モバイルデメリット5つの詳細
良いことばかりではございません。
デメリット5つの紹介をしていきます。
データ使い放題は楽天回線エリア内だけ!
楽天モバイルでは高速通信でのデータ使い放題を売りにしています。
しかし、そこには落とし穴があります。
データ使い放題なのは楽天回線エリア内のみとなります!
2021年10月時点で楽天回線エリアがあるのは、全国47都道府県ですが、各都道府県別で見てみると楽天回線エリア外の地域がまだまだあります。
なので、全国的にはまだまだデータ使い放題の恩恵を受けれる人は少ないと思います。
今後のエリア展開に期待したいですね。
楽天回線エリア内でも電波が繋がりにくい
楽天モバイルは自社の電波を持っています。しかしプラチナバンドを獲得できておらず、ビルの中や地下などでは電波が繋がりにくい状態です。
なので、楽天回線エリア内でも家など建物の中に入るだけで繋がりにくくなり、最悪の場合圏外になるケースもあります。
正直これが一番のデメリットになるので、早く解決してほしい問題ですね。
今までは楽天回線の届かない場所ではパートナー回線(au回線)に自動で切り替わっていたのですが、順次パートナー回線を終了しているので、パートナー回線が終了した地域では圏外になる確率が高いです。
一応楽天モバイルから総務省に電波の再割当ての要望を出しているみたいなので、そのうち改善される可能性は高いです。
パートナー回線(au回線)は月間5GBまで高速通信可能
先ほどから話に出てきているパートナー回線(au回線)ですが、楽天回線の電波が届かないエリアではパートナー回線を利用することになります。
順次パートナー回線は終了しているので、すでにパートナー回線を掴めない地域もあると思います。
そのパートナー回線ですが、月間5GBのデータ容量までは高速通信が可能で、超過後は低速通信1Mbpsとなります。
ちなみに、1MbpsはブラウジングやSNS、動画視聴などある程度のことはほぼ問題なく利用できるので特に不便ではないと思います。
デメリットに入れましたが、人によってはそこまで問題ではないでしょう。
電話かけ放題を利用するには専用アプリ(Rakuten Link)が必要
国内通話0円を掲げている楽天モバイルですが、そう簡単な話ではありません。
電話かけ放題を利用するには専用アプリ(Rakuten Link)から発信するのが条件です。
実際これが面倒だと思う人が結構います。
標準の電話アプリから発信すると20円/30秒の通話料がかかります。
間違えて標準アプリから電話をしていると、翌月通話料の請求をされてしまうので、間違えのないようにRakuten Linkアプリから発信するように心がけましょう。
実際私は間違えて請求されたこともないし、慣れてしまえば特に面倒だとも思わないので気にせず0円利用しています。
データ使い放題だが1日10GBほど使用するとその後1Mbpsに速度制限される
楽天回線エリアはデータ使い放題で50GBでも100GBでも利用できるようになっていますが、これは月間の話で、実際には1日10GBほど使用すると1Mbpsに制限されます。
1日100GB使い放題してやる!と意気込んでいても10GBぐらいから一気に速度が落ちるので拍子抜けになると思います。
しかし、先ほどもお伝えした通り1Mbpsはある程度のことはほぼ問題なく利用できるので、ある一定の人以外はデメリットに感じることはないでしょう。
まとめ
以上が楽天モバイルのメリット・デメリットでした。
改めておさらいしておきましょう。
メリットは以下の7つです。
- 料金プランがワンプランで分かりやすい
- 新規契約や乗り換え時のキャンペーンが盛りだくさん
- 実店舗がある
- 自社の電波があるので回線が安定している
- 通話かけ放題でSMS送受信も無料
- テザリングも使い放題で無料
- eKYCを利用して申し込みするとeSIM即時開通
デメリットは以下の5つです。
- データ使い放題は楽天回線エリア内だけ!
- 楽天回線エリア内でも電波が繋がりにくい
- パートナー回線(au回線)は月間5GBまで高速通信可能
- 電話かけ放題を利用するには専用アプリ(Rakuten Link)が必要
- データ使い放題だが1日10GBほど使用するとその後1Mbpsに速度制限される
電波の面ではまだまだ厳しいところはありますが、それ以外で考えると契約する魅力が盛りだくさんですね。
3ヵ月間は無料で利用できますので、ほとんどリスクなく試してみることができるのもメリットです。
とは言え、楽天モバイルのみの利用はまだまだ不安がありますよね。
私は地方で楽天モバイルを利用していて、基地局の問題的にも不安があったので、デュアルSIM運用をしています。
なので当面は大手キャリアや格安SIMをメイン回線として契約し、楽天モバイルをサブ回線として利用するのがいいと思います。
iPhoneのeSIM対応端末だと簡単にデュアルSIM運用できて、スマホ2台持ちの手間がないので便利です!
あと支払いは楽天カードがおすすめです!
支払いでポイントも貯まるし、貯まったポイントで楽天モバイルの支払いもできるのでお得です!
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