別の記事でシフト側の交換だけでのメリットとデメリットをご紹介しました。
まだ見られてないという方は先にこちらの記事をご覧ください。
【TM-SQUARE】zc33sシフトカラーのメリットとデメリットを紹介!(シフト側)
本記事ではミッション側の交換となります。
- ミッション側も交換してのレビュー
- シフトカラーミッション側交換方法
こちらの2つについて解説していきます。
結論だけ先に説明させていただくと、シフト側とミッション側両方交換してやっとしっかりとした製品になったという感じです!
なぜそう思ったのかをレビューという形で説明させていただきます。
それでは解説していきます。
ミッション側も交換してのレビュー
先ほど説明した通り、私はまずシフト側のシフトカラーだけ交換してしばらく乗っていました。
後にミッション側も交換して従来TMスクエアが求めている製品のポテンシャルへとなりました。
そこで感じたことは以下の通りです。
- シフト側だけ交換で感じていたデメリット解消
- ますますシフトフィールが良くなった
- 交換作業が素人ではかなり大変
こちらの詳細を説明させていただきます。
シフト側だけ交換で感じていたデメリット解消
こちらのデメリットは「慣れるまで入れにくい」「シフト操作を長時間すると手首が痛くなる」この2つを紹介していましたが、これがほぼほぼ改善されたように感じます!
慣れるまでシフトが入りにくい感じがあったのが、ミッション側のシフトカラーを交換することによりすんなり入るようになりました。
なので慣れとかではなく、シフト側とミッション側どちらも交換して一つの製品だったということですね。
そして手首が痛くなっていた件も、そもそも入りが良くなったので変に力が入ることもなく、普通にシフト操作できるようになったので痛くなることがなくなりました!
TM-SQUAREのシフトカラーでシフト側だけ交換していて同じようなことを感じている人がいたら、ミッション側も交換することをオススメします。
ますますシフトフィールが良くなった
先ほども触れていたシフトが入りにくかったのがめっちゃ入りやすくなったということもあり、シフトフィールがさらに良くなりました!
高回転のシフトチェンジやブリッピングでのシフトダウンもシフトがスコスコ入るので、運転していてすごく楽しいです!
サーキットを走る人はタイムの底上げにも繋がりそうな事案なので、少しでもタイムを縮めたい方にはおすすめします。
街乗りのみの方でグニグニ感の改善だけで満足なら、手間をかけてミッション側を交換するのは効果を感じるには微妙かなと思います。
その理由として後述する交換作業にかかわってきます。
交換作業が素人ではかなり大変
とにかく交換作業は大変でした。
シフト側なら素人でも簡単に出来そうですが、ミッション側はそれなりに技術と工具がないと出来ないと思います。
交換方法は後ほど解説しますが、シフト側の交換が難しかったと思う人はお金を出してプロに任せることをオススメします。
ミッションは走行に深く関わってくるので無理はせず、自信がないと思ったらやめておきましょう。
うまく交換が出来てなかったのが原因で事故でも起こすと、せっかくのカーライフが台無しですからね。
ちなみに私も素人で工具だけは家にしっかり揃っていたので何とか交換することができましたが、できれば二度と交換したくないかなと思いました。
シフトカラーミッション側交換方法
ここまで見てくれた方はミッション側を交換するメリットを感じて、交換方法が知りたい!と思った方だと察します。
なのでここからは交換方法を紹介していきます。
画像付きで出来るだけ分かりやすく説明していきたいと思いますのでよろしくお願いします。
①リンケージを外す
説明書では「エアクリーナアッシ・バッテリー・バッテリーステーを車両から外します」と記述していますが、戻すのが面倒なのと、バッテリーを外すと電装系の色んなものがリセットされたりするので、私は外さず交換しました。
他の人でECUのカプラーを外したりしている方もいますが、私は外さなくても作業できたのでスルーしました。
〇のスペースでの作業となります。
作業スペースはかなり狭く、腕が太い人だとなかなか入らないかもしれません。
この中を覗くとシフト側の交換でもあったリンケージが2つ見えます。
この水色のリンケージを矢印の方向へ引き上げた状態で上に持ち上げてブラケットから外します。
個体差もあるかもしれませんが、私の車両はリンケージが全然動かず、リンケージをブラケットから外すのに一苦労でした。
外れたリンケージはボルトを緩めるのに邪魔にならないように避けておきましょう。
②ボルトを外してブラケットを外す
その前に今回整備に使用した工具を紹介します。
右から【ラチェット・延長ロッド・12mmソケット・13mmソケット・12mmフレックスギアレンチ・13mmコンビネーションレンチ・ボールジョイント】となります。
これ以外の工具でもサイズが合えば大丈夫ですが、私の家に使えそうな工具が上記工具だったので今回はこちらを使用します。
最低限これぐらいの工具がないと交換するのにかなりの時間がかかると予想されます。
話を戻して、ブラケットを外していきます。
画像の〇の部分にあるボルト(3つ)を外します。
3つのボルトを外すのに「ラチェット、延長ロッド、ボールジョイント、12mmソケット」と12mmフレックスギアレンチを使用しました。
そしてここが最初の試練です。
そう、ボルトが固すぎて全然取れないのです!
一番手前①のボルトはラチェットと延長ロッドを使用するので力が入れやすい体勢で作業できます。(画像1)
②と③のボルトはラチェットが回しにくい場所なのでフレックスギアレンチで作業したのですが、奥にあるので足で踏ん張りにくく力が入れにくい体勢で、短い工具なのでテコの原理も使えずほとんど力が入らない状態での作業でした。
フレックスギアレンチは頭が振れるので角度を変えてスペースを確保し、力を入れて回しました。(画像2)
力を入れる方向が変になり、ボルトをなめそうになりながらも全身全霊、気合と根性で外すことができました。
翌日しっかり筋肉痛になりました笑
③ブラケットから純正ブッシュを外す
頑張って外したブラケットがこちら。
このブラケットについている金属製ブッシュとゴムブッシュを外します。
金属製ブッシュはマイナスドライバーでこじれば簡単に取れます。
金属製ブッシュを取った状態でゴムブッシュの端をマイナスドライバーで押し込んでいくとゴムブッシュも簡単に取れます。
④シフトカラー取り付け
ここでTMスクエアのシフトカラーを取り付けていきます。
説明書通りにブラケット取り付けると問題が発生します。
シフトカラーとブラケットに若干の隙間があるので、ブラケット底面に取り付けると落ちます。
手で3つ固定してミッションケースまで運ぶのは落とす確率が高くリスキーなので無理ですね。
取り付け作業中に落ちてしまってアンダーカバーの上に落ちて取れなくなってしまったら最悪ですよね。
なので先人の知恵を利用した結果がこちら。
この紐で固定することにしました。
固定した状態がこちら。
紐でしっかりくくるとシフトカラーがブラケットから落ちることはありませんし、蝶々結びだとボルトを軽く取り付けたら紐を引っ張って取ることができるので一石二鳥です。
⑤ミッションケースにブラケットの取り付け
ミッションケースにシフトカラーを取り付けたブラケットを戻します。
ボルトは13mmに規格が変わるので、13mmのレンチとソケットを利用して取り付けしていきます。
最初に1つ手締めしてもう一か所手締めできるとあとは工具を使ってしっかり取り付けます。
シフトカラー同様にボルトを落とさないように気を付けましょう。
トルクレンチが入るスペースではないので締め付けトルクは最初外した時のフィーリングで締めましょう。
一応規定トルクは21N・mとなります。
⑥リンケージを戻す
最初に外したように引っ張り上げながらリンケージをブラケットに戻して終了となります。
ここまで大変な作業でしたがお疲れ様でした。
⑦シフト操作で確認
最後に車内に入ってシフト操作をして動作に問題がなければ完了となります。
動作に問題があればブラケットが正しく取り付けができているか、リンケージがしっかり入っているかなど確認しましょう。
最後に
TM-SQUAREのシフトカラーはシフト側とミッション側すべて交換すると最大のポテンシャルを発揮してくれるので、できればどちらも交換することをオススメします。
しかし、交換方法を見て無理と感じた人もいるでしょう。
最初にも言いましたが、無理をして交換すると事故にも繋がるかもしれないので、お金を出してでもプロに交換してもらうのも一つの方法ですので、どちらも検討したうえで交換してみてはいかがでしょうか。
シフト側とミッション側を同時交換した人は分からないと思いますが、シフト側だけの交換で数か月運転した私は、ミッション側も交換した時の効果もすごく感じたので、取り付けする価値は十分にあると考えます。
ぜひTM-SQUAREのシフトカラーに交換してみてください。
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